担当理事 桑原直己理事(筑波大学)
活動の意義と方針
- 日本カトリック教育学会の成果を集約し発展させるとともに、現代のカトリック教育が直面する課題に対応した研究活動を促進し、学会の活性化に資する。
- 特別活動Ⅱによる学会の承認を得た活動を展開することにより、活動は特別活動基金より支援を受けつつ、会費制にしたり、各種の研究助成を獲得したりするなど、自己展開を図るようにする。
- これまでの33号におよぶ紀要掲載論文等の研究成果の集約や展開の仕方を検討する。
- 研究会の組織と活動の促進などにより、会員の参加をどのように図るか、また新たなメンバーをどのように引き入れるか、研究会の成果をどのように発信するかを検討する。
研究の構成と活動方針
【大項目】
Ⅰ.カトリック教育の基礎理論
Ⅱ.日本の近代化とカトリック教育
Ⅲ.現代に活きるカトリック教育の課題
Ⅳ.世界につながるカトリック教育
Ⅴ.カトリック教育研究の系譜
Ⅵ.カトリック教育年譜・アーカイブス目録
【詳 細】
Ⅰ.カトリック教育の基礎理論
カトリックの精神と霊性史
カトリック教会における教育活動
キリシタンの教育 司祭・信徒の養成/西洋文明の伝達
教育社会学・教育心理学
Ⅱ.日本の近代化とカトリック教育
明治から戦前の近代学校教育制度とカトリック学校
修道会の宣教と教育活動
看護教育・ケアリング
幼児教育
Ⅲ.現代に活きるカトリック教育の課題
修道会の衰退とカトリック学校の経営
カトリック大学
宗教科教育と宗教科教員養成のあり方を問う
道徳教育とカトリック教育*
Ⅳ.世界につながるカトリック教育
世界大学連盟
世界での修道会の教育活動
Ⅴ.カトリック教育研究の系譜
Ⅵ.カトリック教育年譜・アーカイブス目録、シソーラス作成
活動計画
- 研究会、ラウンドテーブルなどを企画・開催する。
- 特別活動の担当者を中心に実務的な作業を進める。